入社数ヶ月で徐々に成果が。元エンジニアがキャリアアドバイザーになって身につけたスキル、感じた成長

キャリア

今日は「キャリアアドバイザーになって身につけたスキル、感じた成長」というテーマで書きたいと思います。

正直Googleなどで「キャリアアドバイザー スキル」と検索すれば出てくるところにはなるので、
「前職がエンジニア」という個人的な視点も入れての私見になります。

身につけたスキル

業界に対する知識

言わずもがなですね。

実は前職も人材系の会社ではあったのですが、自分のいた部署は「転職・派遣」などの商材は扱っておらず
現職に転職してから色々学んでいきました。

お金・契約周りなど、人材業界特有の考え方・ルールは初めは分からず、戸惑うことも少なからずありました。

また自分が関わるのが「IT領域」というのもあり、日進月歩で色々な技術の話が出てくるので
そちらも適宜情報を入れて話についていけるようにする…というのはあります。

事務的なマナー

前職のエンジニア時代だと知らなかった、意識してこなかった「常識」にも少なからずギャップを感じました。

例えば前職だと仕事で電話に出ることはなかったのが、現職だと電話をしたり出たりする機会が増えました。
電話に出る際に自分から名乗らず「●●様のお電話でよろしかったでしょうか?」という確認から入った頃が少し懐かしいです()

またメールもただ要件を伝えるだけでなく、読み手が受ける印象を考えて枕詞など柔らかい言葉を使う。

現職は中小企業なので、求職者だけでなくクライアント先の企業の方とやり取りをすることもある。
その際は企業の方の立場や忙しさを考えてやり取り、時に交渉をする。
テキストメッセージで顔が見えないからこそ、言葉に気をつけるというのは大いに感じたことです。

「人への興味」を基にした情報収集能力

次の項目にも関わるのが、求職者(あるいは企業)に関する情報収集能力です。

「求職者のことを知りたい」「自分が顧客にできること、提供できる価値って何だろう?」と考えることで、意図的に「この情報を取りに行こう」と言う意識が生まれる。
求職者との面談や連絡のやり取りの中で、必要なことを効果的にヒアリングする。
ひいては人を動かすアクションにつなげる。

質問の仕方など、日々試行錯誤しています。

様々な「提案力」

「提案力」と言うととてもざっくりしているのですが、
例えば求職者のニーズにあった案件の提案。

あるいは求職者が「よく見たらいいかも・やりたいことと被っているかも」と幅を広げた提案をするのも提案力。
求職者が意思決定しやすいように材料を揃え・整え、意向を尋ねるのも一種の提案。
さらには企業側への交渉も入ってくるかな…など考えると、日々の業務と「提案」は切っても切り離せません。

正直人の間に入って折衝をする、求職者や企業の意向も聴きながらなので難しいこともある。
その中で自身のスキルの成長や「うまくいって良かった!」を見出せるのが楽しさにもつながっているかもしれません。

PDCA、仮説検証を早く回す

転職前は営業系の職種の「数字・成果主義」に少しプレッシャーを感じていましたが、
現職の「数値も大事だけど、顧客への価値提供が一番大事」と言う姿勢に助かっているところはあります。

目標を達成するためにはKPIを設定し、週・日で何をするかに分解。

実際にやってみて何が要因でうまくいったのか、うまくいっていないのか。
改善(もしくは良い事象の再現)としてどのような行動をするか。

日々PDCAを回すことで、アウトプットの量・質が少しずつ良くなっていく。
スピード感を持って行動をし、成果が目に見えると言うのは仕事の醍醐味かもしれませんね。

感じた成長

異業種からの転職でもキャッチアップを行い、成果を出せる

前職もIT業界にいたのでIT系の知識が一定あったのはありますが、営業系の仕事に関しては全くの素人です。

そんな中で業界知識や業務の知識を少しずつ覚え、行動量も増え
成果が少しずつ出るようになりました。

入社して半年以上が経ち、基本的に一人で仕事を遂行できている。
キャリアチェンジしてから成果を一定出せるようになったのは嬉しいですし、自信を持てました。

チームで成果を作る

前職でもチームで分担して仕事を行うのはやっていましたが、割と「個人の作業」の側面が強かったように思います。(もちろん環境による、と言う但し書き付きですが)

キャリアアドバイザーも個人個人の仕事の側面はありますが、企業担当のリクルーティングアドバイザーと求職者に関して情報共有をしたり、バックオフィスと契約・請求面について連携したりと「チーム」をより意識するようになりました。

仕事は自分だけで完結するのではなく、チームで作るもの。
互いにリスペクトを持って、相手の状況を考えて接する。

当たり前のことかもしれませんが改めて重要だと感じました。


「人の成長・キャリアに関わる仕事をやりたい」とキャリアアドバイザーに転職し、改めて転職して良かったなと感じます。

これからも日々学び、成長を続けたいと思います。