こんにちは。
今日は「キャリアチェンジでどのようにすれば成果を出せるのか?」というテーマで少し書いていきたいと思います。
筆者は20代後半で新卒で約4年半勤めていた追っ手のIT企業を辞め、スタートアップのIT企業に入社しました。
エンジニアからキャリアアドバイザーという異職種への転職。
「キャリチェンジして成果を出せるのか?」と疑問に思う方も少なくないのではないでしょうか?
筆者も成果を安定して出せる・ベテランの域とはいきませんが、少しずつ成果を出せるようになってきました。
仕事のキャッチアップ・成果を出すのにどのようなプロセスがあったのかを振り返ってみました。
研修・OJTでインプット
前職でITに関する知識が少しあると言えど、キャリアアドバイザーははじめてでした。
前職では3ヶ月の技術研修があったので、「転職してからも研修とか一定あるのかな…?」と不安に思っていたのですが、
現職でも新規参画者向けに、カリキュラムが整備されていました。
業界や業務の知識に関して、資料を読んでインプットする時間が取れました。
(正直めちゃくちゃ安心しました)
また研修期間の後は実戦でそのまま実務に入ったのですが、先輩にOJT的に入って頂き毎日1on1をして頂いたりしました。
入社して数ヶ月とか業務がおぼつかない中での1on1だったので、業務のやり方でなく「業務の心得」的なところも教えて頂きました。
守破離、まずは型を身につける
業務未経験での転職だと、まず自分の中に「やり方の引き出しがない」ところでのスタートです。
先輩社員の商談に同席させて頂いて「見て学ぶ」ことや、ロールプレイングで
業務の「型」を身につけるところから始めました。
決まった型を繰り返す中で「次はこうしてみよう」と、少しずつ自分流にアレンジしていくようになっていきました。
例えば自分の強みは前職でエンジニアだった経験。
顧客との会話でも、エンジアリングの知識を活かして「同じ目線」で話をしたり質問をしたり…というのが自分の型担っています。
分からないことは教わる、情報を取りに行く
業務の日数が増えるにつれて「わかること・できること」は増えていく一方、「分からない」ことにも直面します。
前職でも「やり方が分からない、どうしよう…他の人も忙しそうだし、一旦自分で調べて頑張って・粘ってみるか…」と時間を何度も費やして無駄に過ごしてしまった経験もあり、「分からないことがあったら有識者にすぐ聞く」というのは心がけています。
悩んでいる時間・調べている時間は自分にとってもチームにとってもマイナスなもの。
人に聞くことで解決する時間も短くなるし、チーム内で情報共有されて業務の成長につながります。
実践の中で量をこなす中で学ぶ
やったことない業務ははじめはゆっくりですし、やり方が確立していないものですよね。
それが量をこなすことで慣れていき、かかる時間も自ずと減っていく。
「どのように効率化できるか?」「どのように工夫をしていこうか?」など、分析・考察して次のステップに進むことにもつながります。
「量と質、どちらが大事か?」だともちろん両方大事ではありますが、
量をこなしながら質も上げていく…というのが理想かもしれませんね。
日々行動を振り返り、改善
現職では日報や週報のような取り組みを行っています。
やることはいたってシンプルで、「やったことや目標の達成状況を振り返る」です。
前職でも週報や月報は研修の一環でやっていたのですが、エンジニアはなかなか定量的な目標を立てづらく苦戦した覚えがあります…笑
具体的な目標を日や週の目標に分解し、目標と現状を分析する。
良かったところは次も再現できるようにし、理想とギャップがある場合は要因の分析・次のアクションを打つ。
PDCAを回すことと自身の成長、仕事での成果は密接に関わっているのを身を持って感じました。
成果を焦らない
上記で具体的なアクションについて述べてきたのですが、最後は少しメンタル・定性的な話になります。
実は最初3ヶ月でMaxの成果を体験したものの、次の2ヶ月はなかなか奮いませんでした。
季節性の要因(商談数)などもありはしたのですが、自分の行動量が足りなかったり、顧客への提案の仕方・質が良くなかったり。
今思うと、奮わない時期は少しずつ成果を出せるようになるための「助走・種まき」の時期だったのかもしれません。
奮わない時期の反省点を生かして改善していった結果、少しずつ安定して成果を出せるようになってきました。
うまくいかない時こそどっしりと構え、焦らず行動していくのが肝要かもしれません。
いかがでしたでしょうか?
エンジニアとキャリアアドバイザーは職種は違っても、成果を出せるようにあるまでのプロセス、
もっと言えばインプット・アウトプットのやり方に共通する部分があるかもしれないなと、振り返ってみて思いました。
キャリアチェンジでも臆することなく、今まで何かを身につけてきたように学び覚えていく。
目の前のことに一生懸命に取り組む中で行動・改善をする。
人によってスピードに差はあると思いますが、上記を繰り返す中で自ずと・気づいたら成果が出るようになるのだと思います。