元エンジニアが考えるキャリアアドバイザーのやりがい、今後やりたいこと

キャリア

こんにちは。

今日は掲題の通り、「キャリアアドバイザーのやりがい、今後の展望」と題して書いていきたいと思います。

この記事は約5分で読めます。

やりがい

顧客とダイレクトに接することができる

前はBtoB向けのシステムで、顧客の企業とのやりとりはマネジメントなど限られた人だけがするものでした。

仕事をしても顧客の反応・フィードバックはなかなか感じられないですし、上司が接する顧客もシステム関連の人。

実際に生で使う人の声ではないですし、生の声は「間接的」に伝わります。

ずっと同じ開発しかしてこなくてマンネリ…というのは言い訳ですが、「作ったシステムが動いているのは分かるけど、本当に役立っているんだろうか?」とやりがいを感じられないことも多かったです。

顧客と直に接する機会が増えた分、良い声も悪い声も聞きます。

(今までは上司が顧客とやりとりしていた分、顧客の声が少しマイルドに伝わっていたことを実感しました)

ネガティブなフィードバックに考えさせられることは今後の改善に活かす。

求職者からのありがたいお言葉は「よし、明日も仕事を頑張れる!」という活力です。

求職者の役に立っている実感

正直に言えば、エージェントを使わず自力で仕事を探すことは可能です。

また「自社の案件よりも他社の案件の方が合っている…」など、求職者に価値提供できる・サポートできる部分が限られていることも往々にしてある。

そんな中で、「いい企業に出会えた」「希望以上の条件で働くことができた」「想定以上に早く仕事が決まった」など、求職者に価値提供できた時は嬉しいものです。

仕事を始めた後に「この企業で働けてよかった」「◯◯さんには感謝しかない」などのフィードバックを頂くと、仕事冥利に尽きます笑

企業の役に立っている実感

筆者がやっているキャリアアドバイザーは「対求職者」向けの仕事が多いので、がっつり企業の担当者とやりとりをしている訳ではありません。

(「人材会社の職務領域による」という但し書きはありつつ)

企業・双方にとって良いご縁をお繋ぎできた時は、企業の方にも感謝して頂ける。活躍を聞くことができる。

企業の方から「こういう求人を新しく募集したいんですけど」とお声がけ頂ける。

「採用」という難しい領域で、企業の役に立てるのもまた価値なのかもしれません。

キャリアをサポートしている実感

仕事を探す背景や求職者の価値観は、人によって本当に千差万別。

「どのようなキャリアを描きたいか」も違ってきます。

キャリアの形成は中長期的な観点が必要になるので、一朝一夕に行えるものではありません。

自分がやっている仕事は「点」の提供的なところはありますが、求職者から「やりたかったことができている」「こういうことを学び、得ている」というお声を頂くと、その方のキャリアにつながったいるんだな…とじわじわ実感できるところです。

今後の展望

より「求職者に近い」キャリアアドバイザーに

転職して半年以上経ち仕事にもだいぶ慣れました。

前職のエンジニア経験を活かして仕事ができていますが、もっと人材業界やITに関する知識は必要。

より求職者にとって「頼れる、信頼できる」と思って頂けるようにしたいです。

採用に関する知見を深めたい

今はキャリアアドバイザーをやっていますが、1〜2年したらリクルーティングアドバイザー(企業担当)もやってみたいです。

採用の求人票を作ったり母集団形成→採用まで一貫して行ったりして、対企業の視点を身につけたいです。

採用や組織・人の成長を「科学」してみたい

元々ざっくりと、人や組織の成長に興味がありました。

どうすれば企業・求職者互いが幸せになれるマッチングを生み出せるか。

どのような組織であればパフォーマンスを発揮できるか、生産性が高いか。

ここの部分にも、対顧客や対社内で徐々に携わりたいです。